化学【大学の有機化学】アリル位で起こる有機反応の原理と反応機構について、わかりやすく解説! 二重結合に隣接する炭素原子の位置をアリル位と言います。脱離後にできるアリル型の中間体が共鳴安定化するため、アリル位にある水素原子は、プロトン、ヒドリド、原子いずれの形でも脱離しやすく、アリル位は求核置換反応やハロゲン化などが起こるほど活性の高い部位だと言えます。化学有機化学