2023-08

化学

【大学の物理化学】前駆平衡、リンデマン-ヒンシェルウッド機構について、わかりやすく解説!

一連の素反応の中に、逆反応も起こって化学平衡となっている段階があるとき、全体の反応次数がどのように表されるでしょうか?この記事では、前駆平衡とリンデマン-ヒンシェルウッド機構という2つのモデルについて、定常状態近似も使いながら、反応次数を求める方法について、まとめてみました。
化学

【大学の物理化学】定常状態近似を用いた反応次数の求め方について、わかりやすく解説!

定常状態近似は、中間体の濃度変化を無視できるものとするというもので、反応次数を求めるために用いられます。この記事では、定常状態近似で仮定していることや実際の例について、見ていきます。そして、反応次数を決めるステップである律速段階についても解説しています。
化学

【大学の物理化学】アレニウスの式について、わかりやすく解説!

その反応速度定数の温度依存性については、実験的に見いだされたアレニウスの式という有名な式があります。この記事では、アレニウスの式の分子論的な解釈、使い方、非アレニウス型の変化などについて、まとめました。
化学

【大学の物理化学】平衡状態へと向かう反応の速度論について、わかりやすく解説!

平衡定数や標準反応ギブズエネルギーは、熱力学的な量であり、変化の経路には依存しません。したがって、一定以上の時間が経過したときの組成はわかっても、そこに至るまでどのような変化のしかたをしたのかは、逆反応も考慮した反応速度式を使わないとわかりません。この記事では、化学平衡となる簡単な例をもとに、その変化のしかた、そして反応速度定数の実験的な求め方について解説しています。