【大学の無機化学】ラウエ条件(ラウエの式)の導出過程、逆格子ベクトルについて、わかりやすく解説!
結晶によるX線回折が起こる条件を示すラウエの式は、結晶が単位胞の繰り返しであることを利用して回折光強度を考えることで導くことができます。この記事では、ラウエの式の導出とともに、逆格子ベクトルの性質についても解説しています。
【大学の無機化学】X線回折による結晶構造決定方法(ラウエ条件、散乱因子、構造因子)について、わかりやすく解説!
単位胞の大きさや結晶面の間隔は、可視光の波長よりも非常に短く、光学顕微鏡でも観察することができません。そこで、結晶構造解析には、より波長の短いX線が使われるのですが、あまりに透過性が高いため、X線を結像できるレンズが存在しません。この記事では、それら諸問題をいかにして解決していくのかを解説しています。
【大学の無機化学】結晶系・ブラべ格子の分類とミラー指数を用いた表記方法について、わかりやすく解説!
結晶構造の基礎を解説!X線回折を理解する上で欠かせない、単位胞、ブラベー格子、ミラー指数といった重要概念をやさしく説明します。結晶構造の分類方法、結晶面の見方、面間隔の計算方法を図解でわかりやすく解説しているので、ぜひご覧ください!
【大学の無機化学】指標表の使い方(直積の分解、対称適合線形結合(SALC)、選択律)について、わかりやすく解説!
化学で出てくる点群の指標表を使えば、全空間についての積分が0になるかという判定をすることが可能です。このことは、分子遷移が許容なのか禁制なのかを判定する選択律に利用できます。この記事では、指標表の使い方について、なるべくわかりやすく解説してみました。ぜひご覧ください!
【大学の無機化学】群論における指標表の意味(対称操作の行列表現、指標、対称種など)について、わかりやすく解説!
対称操作を行列で表現したとき、その対角和のことを指標と呼び、それを表にしたものを指標表と言います。この記事では、指標の求め方や指標表の見方について、わかりやすく解説しています。
【大学の無機化学】錯体化学における配位子について、わかりやすく解説!
錯体化学における配位子についてわかりやすく解説します!単座配位子、二座配位子、多座配位子などの基礎的な配位子に関する説明から、最新の研究への応用例など、幅広く取り扱います!また、錯体化学における大事な概念であるキレート効果について、定性的な説明も行うので、錯体化学に興味がある方はぜひお読みください!
【大学の無機化学】錯体化学の基礎用語をわかりやすく解説!!!
大学の無機化学で避けて通れない配位化合物、錯体化学の入門として、内圏錯体や外圏錯体、Werner型錯体や有機金属錯体の違いをわかりやすく解説!!!化学者Wernerについても紹介しています!!!
【大学の無機化学】点群による化合物の分類方法と永久双極子やキラリティの判別方法について、わかりやすく解説!
ある分子がもっている対称要素の集合を考えると、化合物を分類することができ、永久双極子の存在やキラリティの判別も可能になります。この記事では、そのやり方を実際の化合物の例とともに見ていきます!
【大学の物理、無機化学】分子がもちうる対称操作の種類と関係について、わかりやすく解説!
分子は、ある特定の動かし方をすることで、動かす前とぴったり重なってしまい、見かけ上は全く動かない操作を考えることができます。この記事では、そんな対称操作について、その種類と互いの関係をまとめました。
【大学の数学、化学】そもそも群とは何なのか?化学とどう関係しているのか?わかりやすく解説!
化学学生が習う群論は、原子間・分子間相互作用の評価や結晶系の分類に必要な概念です。この記事では、群の数学的な定義を中心として、なぜ化学で群論が必要なのかをわかりやすく解説します!
【大学の無機化学】なぜ宝石には色がついているのか?配位子場分裂について、基礎をわかりやすく解説!
金属錯体、錯イオン、宝石はあんなにきれいな色をしているのでしょうか?この記事ではその理由を丁寧にまとめました。お気軽に読んでください。
【大学の物理化学】分子軌道の対称性と相互作用をわかりやすく解説!(コラム:酸素分子の毒性について)
分子の電子軌道を単純な共有結合だけで考えると、炭素の二原子分子は磁石に引かれることになりますが、実際はそうなりません。この記事ではその物性にも現れる、分子軌道の対称性によるさらなる安定化についてまとめました。酸素が生物にとって猛毒??というコラムも載せているのでぜひ読んでください!
【大学の物理化学、無機化学】化合物の立体構造を予想する一般的な方法(超原子価化合物についてのVSEPR則)をわかりやすく解説!
世の中には原子が5本以上の腕を持っている化合物が意外にあります。混成軌道で考えられる立体構造は4本腕までですが、こういった場合の立体構造はどのように考えるのでしょうか?この記事では、より一般的に化合物の立体構造を予想する考え方を丁寧に解説しています。ぜひご覧ください!